Vol.5敏感肌タイプの紫外線ケア化粧品の選び方とは?

日差しが強くなってくるとますます気を使いたくなる紫外線ケア。紫外線が強くなると、皮脂の分泌量が増えることによるニキビ、汗によるかぶれなど、夏の肌は何かと敏感に傾きがちです。もともと敏感肌タイプの方は、紫外線ケアの刺激も気になることでしょう。今回は、敏感肌用の紫外線ケア化粧品の選び方をご紹介します。

 まず注目したいのが、化粧品に配合されている紫外線から肌を守るための成分である紫外線カット剤。紫外線カット剤には紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の2種類がありますが、敏感肌におすすめなのは「紫外線散乱剤」。
紫外線吸収剤は、肌の上で紫外線を取り込み熱エネルギーに変えて放出するケミカル成分なのに対し、紫外線散乱剤は、天然由来成分の鉱物や粘土などで構成された皮膜が物理的に紫外線をはね返すノンケミカル成分だからです。

 紫外線ケア化粧品を選ぶ時に必要なのは、成分表示をしっかり確認すること!紫外線散乱剤である「酸化チタン」や「酸化亜鉛」が配合されているかしっかり確認しましょう。「ノンケミカル」 「紫外線吸収剤フリー」などの表示にも注目してください。紫外線散乱剤の他にも、うるおいを与える美容成分なども配合されていると理想的です。また、ベタつきが気になる場合は、ノンオイルタイプのものを選びましょう。

 敏感肌でも負担を感じずに紫外線ケア化粧品を使うためには、紫外線カット剤の成分を確認することが重要です。肌トラブルなく紫外線ケアを十分に行うことで、美肌をキープしましょう!