日焼けは肌に良くないとわかっていても、どれだけの人がその悪影響を真剣に受け止めているでしょうか? 本当に理解している人は、中途半端なUVケアをしません。塗り忘れしないことと量に気を遣っています。あなたは次のことに注意していますか?
<塗り忘れている箇所はありませんか?>
誰もが顔を念入りにケアします。しかし、意外と忘れがちなのが耳なのです。羽のように外側へ広がった耳は日光を受けやすい位置にあるので、前だけでなく後ろもしっかりケアする必要があります。
次に忘れやすいのが顎の下なのです。顎の下は陰になっているから心配は要らないと油断していませんか? しかし、アスファルトからの反射でしっかり紫外線を浴びているのです。首筋から顎の下もしっかり塗るように心掛けましょう。
また、塗り忘れていなくても汗分泌の多い箇所は気を遣ってください。こめかみ、Tゾーン、小鼻などは皮脂分泌量が多いのでこまめに塗りなおす必要があります。
<量を節約していませんか?>
日焼け止めを塗るときに、多くの女性が規定量を塗っていないそうです。顔全体に塗るときは、液状タイプの場合1円玉大(約0.6mL)が平均的な適量です。少量を薄くのばして使っているようでは効果が半減します。同量をしっかりと重ね塗りしながら、2~3時間おきに塗りなおすことが大切です。
身体に塗る場合は、面積的に多い量を使うことになりますが、躊躇してはいけません。身体全体に余すところなく行き渡るよう潤沢に使ってください。それが紫外線から肌を守ることになるのですから。