皆さんは、紫外線ケア化粧品を選ぶ際に、何を基準に選んでいますか?
SPF値に着目して選ぶ方も多いのではないでしょうか。
紫外線ケア化粧品には、肌への影響のある紫外線(UV-A / UV-B)を防ぐ効果をわかりやすく示した「サンケア指数 (SPF / PA)」があります。
SPFとPAの正しい意味、またその違いを知ることによって、生活シーンに合わせた適切な紫外線ケアを選ぶようにしましょう。
SPFとは
「SPF」はSun Protection Factorの略で、UV-B(紫外線B波)の防止効果を表す数値です。
短時間で赤く炎症し、ヒリヒリする日焼けを招くサンバーンを起こすまでの時間を、何倍にのばすことができるかを表し、2〜50+までで表示されます。
目安として、SPF1で約20分UV-Bを防ぎ、サンバーンを遅らせることができます。
20分 × SPF 17 = 340分 = 約6時間弱
PAとは
「PA」はProtection grade of UV-Aの略で、肌を黒くするサンタンを起こし光老化の要因となるUV-A(紫外線A波)の防止効果を表したものです。PA+〜PA++++の4段階で表示され、+が多いほどUV-Aの防止効果は高くなります。
分類表示 | 効果の度合い |
---|---|
PA+ | 効果がある |
PA++ | かなり効果がある |
PA+++ | 非常に効果がある |
PA++++ | 極めて高い効果 |
適切な紫外線ケア化粧品を選ぶために
生活シーンや、紫外線を浴びる時間帯や場所によって適切なサンケア指数 (SPF / PA)は変わります。
紫外線ケア化粧品に対する肌の敏感度なども考慮したうえで、SPF・PA指数を選びましょう。