③ 知っておきたいサンケア指数 SPFとPAとは?

皆さんは、紫外線ケア化粧品を選ぶ際に、何を基準に選んでいますか?
SPF値に着目して選ぶ方も多いのではないでしょうか。
紫外線ケア化粧品には、肌への影響のある紫外線(UV-A / UV-B)を防ぐ効果をわかりやすく示した「サンケア指数 (SPF / PA)」があります。
SPFとPAの正しい意味、またその違いを知ることによって、生活シーンに合わせた適切な紫外線ケアを選ぶようにしましょう。

SPFとは

「SPF」はSun Protection Factorの略で、UV-B(紫外線B波)の防止効果を表す数値です。
短時間で赤く炎症し、ヒリヒリする日焼けを招くサンバーンを起こすまでの時間を、何倍にのばすことができるかを表し、2〜50+までで表示されます。
目安として、SPF1で約20分UV-Bを防ぎ、サンバーンを遅らせることができます。

20分 × SPF 17 = 340分 = 約6時間弱

PAとは

「PA」はProtection grade of UV-Aの略で、肌を黒くするサンタンを起こし光老化の要因となるUV-A(紫外線A波)の防止効果を表したものです。PA+〜PA++++の4段階で表示され、+が多いほどUV-Aの防止効果は高くなります。

分類表示効果の度合い
PA+効果がある
PA++かなり効果がある
PA+++非常に効果がある
PA++++極めて高い効果

適切な紫外線ケア化粧品を選ぶために

生活シーンや、紫外線を浴びる時間帯や場所によって適切なサンケア指数 (SPF / PA)は変わります。
紫外線ケア化粧品に対する肌の敏感度なども考慮したうえで、SPF・PA指数を選びましょう。